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27. フランス・ボナ美術館での個展 (2000年)

2000年、フランス・バイヨンヌ市にあるボナ美術館で開催された個展。この美術館にはレオナルド・ダ・ヴィンチ直筆の切り分けられた顔のdrawing(多分、師匠が工房の弟子たちに配ったものの一部とか)なども収蔵されている。1900年代初頭には購入可能だったためにこの美術館に収蔵されているが、創立者の強い要望で現在は門外不出となっている。その貴重な資料をカルトンから抜き出して直接に手に触れ機会があったこ...
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24. 世界気象資源図ワールド・メテオロロジカル・リソーセス・マップ

直経5mのパラシュート・カノピーを半円形に二分した形状を世界に見立て、地球規模の気象条件、風向、海流、気圧、気温等を気象マークを抽象化した形を配置して、世界的な気象現象を抽象的(気象記号を)に表現したもの。世界災害公害図ワールド・ハザード・ポリューション・マップ同様に、直経5mのパラシュート・カノピーを半円形に二分した形状を世界に見立て、地球規模の気象条件、温暖化条件に伴う世界的な異常気象を派生さ...
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22. 越後妻有のエコロジカル・プランニング

2000年に始まった越後妻有大地の芸術祭のために実施した妻有地域(旧十日町市)の自然・社会的なデータ収集する目的で実施した調査報告である。調査の目的は中山間地域の振興とともに、農林地の改廃、水資源の確保、地域防災、環境保全等を土地資源の適性利用の観点から課題として方向性を明らかにすることである。地方行政において、それぞれが固有に所有している地域固有の資源(財産)を目録として体系的に整備し、長期的な...
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18. 成長の限界(Limits of Growth)ローマ・クラブの報告書

1980年代の作品で、制作のヒントになったのは当時話題となったローマクラブのリポート『成長の限界』。同様の趣旨を、植物の成長過程から自然と人の手で促進する手段の是非について、エコロジカルな視点から評価を行う経過を追った記録である。原案は某種苗会社によるblack Walnutを使い自然の状態と人の手の加わったcontrol群の内容を比較した研究。1つはBlack Walnut Control、2つ...
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15. 脆弱な地域図─京阪神大都市地域:大都市地域における防災都市構造の強化に関する調査 , 京阪神大都市地域における土地利用・土地条件調査(1978〜90年)

1978年からの3年間に、株式会社リジオナル・プランニング・チームが当時の国土庁大都市圏整備局から受託した調査研究の報告の抜粋。委託研究調査の目的は以下である。自然災害の発生は地域の自然・社会と密接に関係しており、特に自然災害の可能性を予測する場合には、地域特性の把握と分析が前提となることを前年の調査で明らかにした。今回の調査では、京阪神大都市圏地域における自然災害に派生現況と地域特性との因果関係...
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13. 建築文化「エコロジカル・プランニング:地域生態計画の計画と実践Ⅰ&Ⅱ」

1975年・建築文化、6月号 (彰国社刊)特集・エコロジカル・プランニング・地域生態計画の方法と実践―Ⅰ1976年・建築文化、5月号 (彰国社刊)特集・エコロジカル・プランニング・地域生態計画の方法と実践―Ⅱこの2つの別冊特集号は建築文化誌のベスト10に挙げられている。
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23. フランスCNAP永久コレクション

1998年にパリに隣接するイブリ市のLe credac / Galerie Fernand Leger画廊で開催したYUKIHISA ISOBE “Ecological Context” 1997-1998 展に出品した"The Energy of the City of Paris"が来場してくれた美術評論家のPierre Restany氏の推薦によりCentre National d‘art ...
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04. ドリーム・リール(ジャド・ヤルカットとの共作)(1969年)(State University of New York at Oneonta)

当時盛んに活動していた実験映像作家たちが様々な独自の表現方法を模索していた。そうした過程で従来の平面で静止している被写膜の改良も模索されていた。ダウンタウンの若者向けメディアであったヴィレッジ・ボイスで映画評を書いていたジョナス・メカスが評論の中で、新規の被写膜として私が実験していたパラシュート・カノピーを紹介し、多くの実験映像作家からの相談を受けることとなった。その中にジャド・ヤルカット、ルーデ...
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07. デザイン・ウィズ・ネイネチャー(Design with Nature)(1969年)

Ian L. McHargの代表作で世界に評価された名著。当時、レイチェル・カーソンが著書『沈黙の春』でDDTなどによる薬害を糾弾し社会的、政治的に問題化していたが、科学者としての限界から具体的な対応策についての言及はなされていない。後の米国・環境保護庁・初代長官のラッセル・トレインの要望により、具体的な対応策の検討が議論されたが、それがトレインに近かったMcHargが環境資源の適正な活用の観点か...
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05. 二重膜空気構造(1968年)

一般的に、空気膜構造には二種類ある。一つは、テニスコートの覆いのように床上部分のみを覆い、膜を四隅で地面に固定する構造である。このタイプは、膜が床面を覆わないため、「一重膜構造」または「テント構造」と呼ばれる。もう一つは、チューブや風船のように床面も含めてすべてが膜で覆われる構造であり、これを「二重膜構造」と呼ぶ。アースデイやフィニックス・ハウスのエアドームで用いたのは、この二重膜構造タイプである...